元SMAPのタレント、中居正広氏の「フジ元女性社員への9千万円支払い問題」を巡り、フジテレビのアナウンス室内に不満が充満していることが明らかになった。Arc Timesの望月衣塑子キャスターは7日夜のArc Timesのライブ配信で、複数のフジテレビ関係者の話として、接待要員として使われたきたフジの女性アナウンサーら、「アナウンス室内で不満が充満している」と説明。対外的な説明を拒んでいるフジの上層部に対する憤りが、アナウンサーたちの間に広がっているという。
Arc Times スタッフ / News reporter, Arc Times Newsroom
Published at 01:00 am on Jan 8th, 2025
望月キャスターによると、フジテレビ内では現在、実質的に箝口令が敷かれている状態だという。フジ関係者は、望月キャスターの取材に、「幹部らは、このまま説明せずに逃げ切ろうとしている」と説明。こうした現場に対し、接待要員として使われ、フジ幹部が社内で出世するために利用されてきた女性アナウンサーらの間で、「不満が充満している状況」(フジ関係者)だという。
中居正広氏を巡っては、12月19日付の女性セブン誌が、「中居氏が2023年6月に、フジの女性社員との間で、トラブルを起こし、中居氏が女性側に9千万円の解決金を支払った」と報道。12月下旬の週刊文春は、「フジの女性社員は、フジ幹部Aが設定したとされる食事会に出席したところ、他の出席者はドタキャン。中居氏と2人きりにされ、トラブルが発生していた」と報じていた。1月7日昼に配信された週刊文春のオンライン記事では、女性社員はトラブルの発生直後に、佐々木恭子アナウンサーら当時の3人のフジ幹部に相談したが、実質的に揉み消されていた、と報道していた。
Arc Timesの7日のライブ配信では、女性社員が被害に遭う重大な事態に、上場企業であるフジテレビが調査すらせずに実質的に隠蔽。12月下旬の報道で、事実関係が明るみに出たあとも、説明しようもしないままでいることを、Arc Times の望月キャスター、尾形編集長、ゲストの田中優子・法政大学前総長が議論した。
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