英フィナンシャル・タイムズ紙アジア編集長のロビン・ハーディング氏は2022年12月6日の「アークタイムズ/TheNews」にリモート出演し、日本が今後防衛費増強のため増税をするなら、英トラス政権の失敗から学ぶべきだと指摘した。
日本が、英国のリズ・トラス首相から学ぶべきこととは
「善し悪しは別として、国が軍事費・防衛費をどんどん増やしていけば一国経済の活性化につながるのは歴史を見ても確かだ」
日本が気をつけるべきは、市場からの目線
「だが、金利がゼロに近いからといって、政治家がそれを悪用して好きなように税金を使えば、システムの崩壊につながる。(国債という形で)国が借金をするとき、それが経済支援のためであると市場から見てもらえるなら問題は起きないだろう」
「日本が気をつけるべきことは、市場からの目線。今は借金をして経済支援をするが、いずれ経済状況がよくなれば増税をするだろう、と市場に信頼してもらえるかどうか。その信頼を得られず問題が起きたのがリズ・トラス前英国首相のケースだ」
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