尾形聡彦 Arc Times 編集長 / Toshihiko Ogata, Editor-in-Chief, Arc Times
Published at 01:30 am on August 24th, 2025
Arc Times は今年7月、2022年夏のスタート以来、3周年を迎えました。8月2日には、大阪・ひがしなり区民センターで、「民主主義✖️関西」の3周年記念イベントを開催。内田樹さん(思想家)、藤永のぶよさん(おおさか市民ネットワーク)、川中だいじさん(日本中学生新聞)と、編集長の尾形聡彦が、民主主義が直面する危機について、2時間40分にわたり、議論を繰り広げました。https://youtu.be/NVHIZp55WYU
参院選での参政党の急伸のなかで、神谷宗幣代表に川中さんや尾形が迫ったシーンを動画で紹介。また、参院選の選挙期間中に排外主義的な主張が広がるなかで、石破茂首相に対して、尾形編集長が声かけ質問をし、石破首相は「排除はしません」と回答したことなど、直接取材した結果をもとに、議論を深めました。石破首相が戦後80年見解を出すかどうかが取りざたされるなかで、敗戦から80年の節目に石破氏が自らの談話を出す歴史的な意義についても話し合いました。

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石破茂首相は今年7月の参院選期間中、編集長の尾形の質問に2度にわたって応じていた。石破首相は参院選公示日の7月3日、選挙戦最初の演説の「第一声」として兵庫県神戸市を訪れた。第一声を終えたばかりの石破首相に、編集長の尾形が懸案の日米関税交渉をめぐってトランプ米大統領と直接交渉しないのかを問いかけたところ、石破氏は「今後しなきゃいけない状況になったら行きますよ」と回答。佳境を迎えていた両国の関税交渉について、必要があれば自らが乗り出す構えを見せていた。https://youtube.com/shorts/xtCAjCzSgf8

石破首相は選挙戦終盤の7月18日、神奈川県・中山駅に遊説に訪れた。参院選で、参政党などが排外的な主張を強めるなかで、尾形が「排除か共生か」と質問したのに対し、石破首相は「排除はしません」と明言した。首相として、排外主義とは一線を画す考えを示したものだ。このショート動画は、インスタグラム上で、選挙戦中に200万回近い再生回数を記録。8月下旬の段階で800万回近く再生されている。https://www.instagram.com/reel/DMP7Sg3hGBj/?igsh=MTl4ejA2aGV3NDI5aw==
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3周年記念イベントでは、Arc Times の新たなロゴや、オープニング動画を発表しました。4年目に入ったArc Times にぜひご期待ください。